人気ブログランキング | 話題のタグを見る

村上春樹

夏休みです。
三連休です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

我が家は通常と変わりない一日を過ごしています。

ダンナさんは、手術を控えた知人のお見舞いに出かけ、
娘たちはそれぞれ「やらなければならないこと」に追われています。

村上春樹_b0082125_15284356.jpg
長女は、原稿の〆切に追われ。
次女は、「気絶しそうな量(←本人の言葉)」の
宿題に追われています。
次女は受験生なので、
もはやそんな戯言は言っていられない
状態なのですけど。
おかげでリビングのテーブルは
こんな有り様です。




到底、私の作業スペースなど取れません。
(って言うか、各自、自分の部屋でなぜ作業をしない!?)


村上春樹_b0082125_1532282.jpg

イベントも終わったことだし、
これはもう、読書しかないでしょう。
というわけで。
村上春樹。
まずは初期の3作品。
「僕と鼠」シリーズです。
ほほ~、こういう世界観でしたか、春樹ワールド。





昔は受け付けなかった村上春樹。
どうやらイケそうな気がしています。
夢中になれるかは別として。

初期作品は、1970年代の、
あの時代特有の匂いがプンプンしています。
とりあえず生活の心配がない裕福な大学生の、
モラトリアムで退廃的で厭世的で夢見がちで、
現実味のない物語。
私小説的な部分がかなりありそうな。
私の苦手な時代の匂いです。

この時代の話(映画とか音楽とか)になると、
いつもダンナさんと意見が分かれます。
彼は、「いい時代だった」と言います。
私は、「あんな嫌な時代はなかった」と言います。
二人ともその頃はチビッコ時代なので、
多分に生活環境の違いによる、感じ方の違いなんだと思いますが。
きっとダンナさんは、大人に可愛がられて育ったんだと思います。
私は・・・ね。

村上春樹が受け付けられなかったのは、
そういう理由もあるんだと思います。

まぁでも、今は読めるようになったので。
頑張って読めるだけ読んでみようかと思います!
by honeybear2001 | 2009-07-20 15:50 | 音楽・映画