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美しい言葉

はにべ広報部長兼、グルメ部長のTさんが、
こんな本を借してくれました。

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巷で大ヒットしている本です。
日本人って素敵だな、と思える本です。
四季折々、豊かな自然に囲まれて培われてきた
日本人特有の情緒を大事にしなければ、
と思いました。




さらにこの本を読んだ後に、
日本人の素晴らしさを感じる素敵な本に出会いました。

「美人の日本語」 山本景子:著 幻冬舎 (画像なしです、ごめんなさい~)

一年365日それぞれに、
素敵な日本語が解説されています。

ちなみに今日、6月24日は「水琴窟(すいきんくつ)」について。
初めて聞く言葉ですが、
「水琴窟」とは、手水鉢などの排水口に設けられていて、
流れ出る水がきれいな音を立てるように細工した部分のことだとか。
昔から日本人は自然の音にBGMのように音楽を感じていたのですね。
風流ですね。

「国家の品格」にも同じような話が載っていました。
外国のお客様を招いた時に、庭から虫の音が聞こえてきた時の事。
そのお客様(イギリス人だったかな?)は
「あのノイズはなんだい?」
と尋ねたそうです。
ノイズ=雑音・騒音 です。
著者はがっかりしたそうです。
外国の方に情緒とか風流とかを説明するのは、かなり難しいそうです。

「美人の日本語」には、たくさん美しい言葉が載っていました。
 瑠璃(るり)、朧月(おぼろづき)、愛逢月(めであいづき)、空蝉(うつせみ)・・・
漢字の読みがなテストか、
さだまさしの歌詞にしか出てきそうにない言葉がいっぱいです。
涙雲(なみだぐも)という言葉は、
今にも泣きそうな瞳のさま・・つまり「うるうる」状態を表す古語だそうです。
いいですね~、とっても美しくて。
まさに「美人の日本語」ですね。

とても全てを覚えるのは無理ですが、
頭の隅にでも留めておいて、
何かの折にふっと出てきたら素敵だなと思います。
表は限界があるので、
せめて中身はとびきりの美人になるよう努力したいです・・・。
by honeybear2001 | 2006-06-24 18:05 | 音楽・映画