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がまぐちの作り方

イベント用に、小さながまぐちを作ってみました。
せっかくなので、作り方を載せてみようと思います。

がまぐちの作り方_b0082125_1413258.jpg
材料はこれだけ。
表布・裏布・接着芯各2枚に
口金、紙紐(11cmくらい)2本。
口金の大きさは8cmです。
紙紐は、初めに口金に
合わせて切っておきます。
他に、ボンド、目打ち、
小さめのマイナスドライバー、
が必要です。

裏布に接着芯を貼ります。
当て布をして貼ると、
後でアイロンがべたべたしませんよ。
すべらせずに、押し付けるように
アイロンするとしっかり貼れます。
作業中にはがれてこないように
しっかりと。


表布を中表に、縫止りまで縫います。
縫ったら、縫い代に切り込みを
入れておきます。
こうしておくとひっくり返した時に、
カーブがキレイに出ます。
裏布も同様に。
ただし裏布は返し口を付けておきます。

裏布をひっくり返して、表布と中表に
合わせ、口の部分を縫います。
(どっちをひっくり返してもいいですが、
接着芯を見ながらの方が縫いやすい)
ぐるっと一周ではなく、
縫止りから縫止りまでをそれぞれ。

小さいのでカーブなど縫いにくいです。
ミシンが苦手な場合は、
手縫いでもOKです。
がまぐちの作り方_b0082125_14283155.jpg
返し口から表にひっくり返して
返し口を縫い閉じます。
かがり縫いでもいいですが、
こういう場合は、
「コの字とじ」がいいです。
縫い目が見えなくなるんですよ。



口部分を縫う時のポイントは、
縫止りの部分を、
このようにしっかり合わせておくこと。
小さな作品でも、
ちょっとしたポイントで、仕上がりが
とてもきれいに出来ます。




返し口をとじたら、口部分や
全体にアイロンをかけて、
ぴしっとしておきます。
縫う作業はこれでおしまい。





がまぐちの作り方_b0082125_14364459.jpg
いよいよ口金を付けていきます。
まず、片方の口金の溝部分に
ボンドを付けます。
(作業は片方ずつやります)
にゅ~っと出したら、ドライバーで
なるべく均等になるように伸ばします。
出しすぎると後ではみ出すので、
気をつけましょう。
また、端っこの方はあまり
付けないほうが後できれいです。

縫った本体を、目打ちを使って、
ボンドを付けた溝にはめていきます。
真ん中から端に向かって入れていくと
左右均等になると思います。
多少ぷかぷかしていても、
無視して奥まで入れ込みましょう。

その上から、紙紐をドライバーで
押し込んでいきます。
これも真ん中から端に向かって
ぐいぐい入れましょう。
さっきぷかぷかしていたところも、
これできっちり固定されます。
この作業中に、多分ボンドが
はみ出してきたりするでしょう。
ぼってり出たボンドや、
本体に付いてしまったボンドは
こすらないように拭き取りましょう。
口金に付いたボンドは、
乾いてから簡単に取れます。

最後に、口金の端っこ部分を、
ペンチでぎゅっと押えて固定します。
傷が付かないように、布やフエルトで
包んでやりましょう。
4箇所とも押さえたら、出来上がり♪

がまぐちの作り方_b0082125_14571982.jpg
4つ出来ました。

今回は表布に、
帆布や綿麻のしっかりした
生地を使ったので、
芯は裏布だけに
貼りました。
もっと柔らかい布や
薄い布を使う場合は、
表にも接着芯やキルト芯を
貼ったほうがいいでしょう。

開けた時に楽しくなるよう、
裏布にもこだわりましょう。


今回は表布が可愛いので、
飾りは付けませんでした。
タグやレース、ビーズで
飾っても可愛いですね♪



以上、私のがまぐちの作り方でした。
でも一番のポイントは・・・「習うより慣れろ」ですかね。
ボンドの量や入れ込む時の感じは、
何度かやると、自分なりにコツがつかめてきます。
(つかめたときには、もう材料も尽きておしまい、なんですけどネ)

機会があったら、ぜひ作ってみてください。
by honeybear2001 | 2006-06-30 15:13 | ハンドメイド