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ブックカバーの作り方

本の話題が出たついでに、
ブックカバーの作り方を載せてみます。

ブックカバーの作り方_b0082125_17421278.jpg文庫本サイズです。
家以外で読む時など、
自分が何を読んでいるのか、
人には知られたくないものです。
(でも人の本はとても気になります)
ハンドメイドのカバーで、
カバーしちゃいましょう♪
(・・・オヤジギャグサクレツ・・・)
前回のシュシュに続いて、
簡単ハンドメイドです。

興味のある方は、↓からどうぞ♪







ブックカバーの作り方_b0082125_17465777.jpg
材料です。
表布 たて20㎝X横40㎝程度
裏布 表布と同量
返しを押さえるための、
レースやテープ 20㎝ほど
型紙用に、本屋でもらうカバー
文庫本自体のカバーでもOKです。


表布を裁断します。
紙のカバーをそのまま使います。
全体に1㎝縫い代を付けます。
折り返しは、7~8㎝程度欲しいので
紙カバーがそれに満たないときは
その分を足して、裁断しましょう。
左の折り返し分は
少し斜めに切ります。
1㎝下げる程度でOKです。


裏布を裁断します。
裁断した表布を置いて、
その通りに切っていきます。
楽できるところは楽しましょう♪
チェック柄などで、柄のゆがみが
気になる場合は気を付けて。
柄に方向性がない生地を使うと
気を遣わないで済みますよ。


折り返しを押さえるレースを
寸法に合わせて切ります。
いちいち測らずに、生地に乗せて
切っちゃいましょう。
リネンテープやチロルテープでも
可愛いですよね♪




レースの位置を決めます。
折り返しラインから、2.5㎝に
してみました。
布端からは10.5㎝です。
実際に本にかぶせてみて、
位置を決めるといいでしょう。
決めたらまち針で止めておきます。


タグなど、装飾を施したい場合は
この段階で付けてしまいましょう。
今回は、生地の色に合わせて
Check&stripeさんの
フレンチタグを付けました。
ボタンなど、厚みのあるものは、
本を持ったときにじゃまにならない
位置になるように付けましょう。



表布と裏布を、中表に合わせます。
返し口を5㎝ほど残して、
ぐるっとミシンをかけます。
返し口はどこでもいいですが、
たての辺にしておくと、
目立たないのでよいかと思います。




ミシンをかけたら、角をこのように
切り落としておきます。
こうすると、ひっくり返したときに
角がごろごろしません。
ミシン目を切らない程度に
ギリギリを切りましょう。




ひっくり返す前に、もうひと手間。
裏布をアイロンで内側に
折っておきます。
こうすると、後でアイロンで整える時
かなりやりやすくなります。
表布もアイロンした方がよいですが
裏布だけでもかなり違います。




ただし、返し口部分だけは、
表布にもアイロンしておきましょう。
ここまでできたら、返し口から
ひっくり返しましょう。







角は目打ちなどを使って、
きっちりさせておきます。
レースは裏布側にしておきます。
全体にアイロンします。





ぐるっとミシンでステッチします。
返し口も、このステッチで
押さえ閉じてしまいます。







右側の折り返し分、5㎝を折って、
まち針で止めておきます。







折り返し部分の上下をを、
本体(?)に手縫いで
とじ付けていきます。
この時、表布同士をすくうように
まつっていくと、裏布が隠れるので
出来上がりがキレイですよ。
なるべく細かい針目で
まつりましょう。

これで出来上がりです♪
ミシンはぐるっと縫っただけ。
手縫いも、ちょこっとまつっただけ。
細かく説明しましたが、
行程自体は、とても簡単ですので
チャレンジしてみて下さいね。
バザーやフリマにも
手頃な作品だと思います。


本にかぶせてみました。
きっちり!ぴったり!です。
カバーがずれないので、
使い勝手はよいのですが、
ちょっと危ないところでした・・・。
たての長さを5㎜ほど多くした方が
よかったかもしれません・・・。
カバーをそのまま使ったので、
ゆとりがなかったんですね。反省。


内側です。
レースはもう少し、内側にした方が
よかったかなぁ。
厚めの本ならこれでいいのかな。







例えばパッチワークのように、
数種類の生地をはいで作る場合は、
必要量(20X40)分のパッチ生地を作ってから
カバーの形に裁断するようにした方が、ラクです。

裏布を付けずに、表布1枚で作る場合は、
折り返し押さえ(レース)の位置を決めたら、
そのままミシンで縫い付けてしまいます。
その後、ぐるっと布端始末(ジグザグやロック)をしてから、
1㎝折ってステッチミシンをします。
↑と同じように、折り返し部分をまつって、出来上がりです。
厚めの生地を使いたい時や、
2重だとごろごろするからイヤ、というときには、
1枚仕立ての方がよいでしょう。

私は布端始末が見えるのを避けたかったので、
今回2重仕立てにしました。

実は、別の仕立て方もありまして、
そちらですと、まつる手間がはぶけるんです。
そっちの方がよかったかな・・・(気付くのが遅いぞ!)
また今度、ご紹介しますね。
by honeybear2001 | 2008-04-25 19:28 | ハンドメイド