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ふた付カゴの作り方

今日は100均のカゴに蓋を付けて、
おめかしをしました。

ふた付カゴの作り方_b0082125_17141594.jpg
ちょっとしっかりめの、
いい感じのカゴです。
12㎝X17㎝くらい。
適度な深さもあって、
色々入れるのに便利そう。
ちょっとラブリーにしました♪




メインは手縫い・・・なのかな?
生地をはいだり、レースを付ける部分は、ミシンでスピーディーに。
あとはひたすら、ちくちく・・・
今日も猛暑だったので、
(控えめな)冷房の中で、作業しました。

「作ってみたいわ~♪」と言う方は、↓ からどうぞ。
例によって、ちょっと画像多いかも・・・。
(前回ほどではない・・かな・・)






ふた付カゴの作り方_b0082125_1719107.jpg材料です。
厚紙 (蓋の芯にします)
表用の生地、数種類
蓋の裏側用の生地
結び用のリボンやひも
他に、タグやレース、ボタンなど
使いたい物あれこれ。
ふっくら蓋にする場合はキルト芯。
(今回は使いませんでした)


厚紙は、
「板目表紙(いためびょうし)」
と言う、極厚のものがいいです。
ちょっとやそっとでは折れません。
小学校の前に必ずある、
学校御用達の文具屋さんなら、
必ず売っていると思います。



使うカゴを板目の上に逆さにし、
ぐるっと鉛筆でなぞります。
籐のようなぼこぼこしたカゴでも、
ざっと口の輪郭をなぞります。
きっちり型紙を作らないので、
どんな大きさのカゴでもOKです♪
(かなりアバウト・・・)



書けたら、あまりにゆがんでいたり
ぼこぼこな部分は、なめらかな線に
修正しておきます。
同じ物を2枚書いて、切ります。
表用の板目に分割線を書いてみて、
表生地のはぎ具合を決めます。
好みでいいですが、
2:3を基準に考えるとキレイですよ。

分割線の上に、実際に使いたい
生地を乗せてみます。
こうするとイメージ湧きますね♪
板目では右を2つに
分割したのですが
3つにした方がおさまりがいいので、
ここで変更しました。
レースやタグなど、使いたい物は
全部乗せてみるといいですよ。



イメージが固まったら、裁断します。
生地同士はぐ部分は、1㎝縫い代。
周囲は2㎝ほどになるように、
ちょっと大きめにしておきます。






ふた付カゴの作り方_b0082125_1737458.jpg縫う作業に入ります。
表生地をはぎ合わせていきます。
まずは右側の3枚から。
縫い代は、基本的に割りますが、
今回のレース生地のように、
縫い代がうつって欲しくない時など
表から見てキレイなように縫い代
を倒せばよいでしょう。
その辺は、臨機応変に~。



左側の生地もはいで、
レースも縫い付けます。








タグも縫い付けました。
ミシンで付けられるものは、
全部ここで縫い付けます。






表が出来上がったら、一度
アイロンで落ち着かせます。
裏返して、板目を乗せます。
鉛筆でぐる~っとなぞって、
表生地の裏に、ふたの輪郭を
書いておきます。


書いた輪郭の外側、1㎝弱
ほどのところを、手縫いで
ぐしぐしとなみ縫いしていきます。
直線部分は大きく、カーブの
部分はちょっと細かめに。
ぎゅ~っとこの糸を引っ張るの
ですが、距離が長いので、
糸が切れやすいです。
丈夫な糸で縫うか、半分ずつ、
縫ったらぎゅ~とすれば、
切れずに出来ると思います。
ちなみに私はしつけ糸を使い
ましたが、途中で切れました・・。

引っ張るときは、先ほど書いた
線に板目を合わせて乗せたまま
ぎゅ~っと引っ張ります。
最後は玉どめしておきます。
少々緩んでも抜けなければ
大丈夫なので、気にしないで。
表が出来たら、裏布も同じように
します。
画像はちょっと縫い代が狭いです。
も少しゆとりが欲しかったです・・・。

表と裏、2枚とも、板目をくるんだ
状態になりました。
板目ごとアイロンをして
落ち着かせます。



カーブの部分も、こんな風に
きれいにま~るくなります。
ぐしぐし縫った糸は、抜かないで
そのままにしておきます。
特に抜く必要はありません。






蓋の表と裏が出来ました。
これを縫い合わせていきます。







ふた付カゴの作り方_b0082125_1803951.jpg
その前に、
結びヒモの準備をします。
カゴのどの部分にヒモを通すか
確認しておきます。
きっちりしたカゴでも、
指で押してみると、
結構すきまが出来ます。



位置が確認できたら、
裏ふたをカゴに乗せて、
その位置に結びヒモがくるように
ふたにまち針でマークして
おきます。
左右2カ所。
丸いカゴは1カ所でもいいですね。


次に、実際に使う結びヒモを
先ほど確認した位置に通して
みます。
実際に結んでみて、
ヒモの長さを決めます。
まち針で止めてあるくらいかな。
あまり短いと、ほどけたときに
結びにくくなります。



ヒモ(今回はサテンリボン使用)の
長さが決まったら4本切ります。
半分に折って、先ほど裏ふたに
マークしたまち針の位置に、
縫い止めておきます。


表ふたと裏ふたを縫い合わせて
いきます。まち針が使えないので
クリップや洗濯ばさみを使って
止めておくと、ずれにくいです。
細かくかかっていきます。
「めんどくさい~」という方は、
ボンドや両面テープでくっつけて
しまう、という荒技もあります。
ただ、どうしても合わせ目にすきま
が出来てしまいます・・。
キレイな仕上がりをお望みならば
頑張ってちくちくしましょう~。

途中、ふたをつまむ用のリボンも
入れ込んで縫っていきます。
5㎝ほどを半分に折って、
はさんで縫います。
結びヒモも同じように、ヒモに
突き通すようにかがっていきます。
抜けないようにしっかりと。
板目と布がゆるんでいるようなら、
針で押し込みながらかがります。



ふた付カゴの作り方_b0082125_181522100.jpg
一周かがったら、出来上がり。
結びヒモをカゴに通して
結びましょう。
お花のモチーフも縫い付けて
ラブリー♪ にしちゃいました。





裏側はこんな感じ。
リボンが長いようですが
このくらいないと、結びにくい・・。
(サテンなので滑るんです)







ふたを開けると、こんな感じ。
「Honey*Bear」 のタグで、
しっかりアピール。






ふた付カゴの作り方_b0082125_18194768.jpg

色違いで、赤バージョンも作ってみました。
より可愛らしい感じです。

今回は、ぺったりと平らなふたですが、
ふっくらふたにする場合は、
板目と同じ大きさのキルト綿を1枚、
少し小さめ(1㎝ほど内側)に裁断したキルト綿を1枚、用意します。
周囲をぐし縫いする段階で、
両面テープで、小さめの方のキルト綿を、
表生地の裏側中央に貼り付けます。
その上から、同じ大きさのキルト綿を貼り付けます。
さらにその上に、板目を乗せて、
ぐしぐし縫って縮めます。
この時、厚みがあるので、周囲の縫い代はかなり多めに
とっておいた方がいいです。
あとの工程は、まったく同じです。

2枚のキルト綿を表生地と板目の間にはさむことで、
ふわふわのふたになります♪
by honeybear2001 | 2008-07-14 18:26 | ハンドメイド