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お別れ

お別れというのは、突然やってくるのですね。
我が家のハムちゃんずの、
クロちゃんが死んでしまいました。

金曜日・・・動きが妙に鈍くて、
いつものような警戒心もなく、
 「なんか、元気ないね?風邪?それともメタボか?(少々太っていた)」

土曜日・・・ますます動きが鈍くなり、
移動も這うように、じりじりとしかせず、
砂の上でじっとしている時間が長くなってしまいました。

回し車の陰からおしりだけ突き出す、カッコワルイ姿で寝ていたとき、
それを見つけました。
 「・・・なんでこんなに赤むけてるみたいに、毛がないの?」
おしりの辺りが赤く腫れているような感じで、
毛もすっかり抜けてしまっていました。

 「これ、変だよ、病院連れて行った方がいいよ」

次女(一応クロちゃんの飼い主)も文化祭の余韻に浸る間もなく、
一緒に動物病院に行きました。

 「子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)」
という、メスには時々見られる病気でした。
子宮の中に細菌が入り込んで、膿が溜まってしまうのだそうです。
治すには、手術で子宮ごと取ってしまうのが一番だそうです。
動物病院の先生はとてもいい方で、
一生懸命説明して、一緒に考えて下さいました。
 「ぼくも手術ならできるんですが・・・」

あいにくこの病院は開業3年で、まだハム用の小さな設備がありません。
 「絶対信用できるげっ歯目専門の権威」であるというお医者さんは、
神奈川の相模の方にいらっしゃるそうですが、
そこまでは連れて行くこともできず。
とりあえず、出来る手段として、抗生剤で快方に向かうのを祈ることにしました。

なのに、
その晩遅くに、
家族がみんな寝静まってから、こっそりと、
ひとりで(一匹で)逝ってしまいました。

生き物を飼うことになったときに、覚悟はしていましたが、
10ヶ月というのは、ちょっと短かったな・・・。
3日前までは、とっても元気だったのに。

日曜日の朝、
庭の大きなキンモクセイの木の下に、埋めてあげました。
先代、先々代のハムちゃんも眠っている場所です。
 (娘が拾ってきた、ツバメの子も眠っています)


お別れ_b0082125_13332895.jpg

在りし日の クロちゃん。
腕力でケースから出てしまう、
女の子なのに力持ちな子でした。






「ハムちゃんず」 は 「ハムちゃん=ポンちゃん」
だけになってしまいました。
元気で出来るだけ長生きして欲しいです。


しめっぽい話題でスミマセンでした。
はにべは大丈夫ですので。
娘たちも、大丈夫ですので。(ダンナさんは論外)
次女も、文化祭の打ち上げと称して、カラオケに行っていますし。

さ、気を取り直して、
今日は寒いので、暖かいお洋服でも作ることにします!
by honeybear2001 | 2008-09-29 13:44