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調節可の肩ひも

ブラックウォッチのいい綿麻生地が手に入ったので、
バッグを作っています。
綿麻は、麻100%よりも
厚みがあってしっかりしている(ような気がする)ので、
バッグにするのにちょうどいい生地です。

作っているのは、例のクロワッサンバッグ。
長さの調節が出来る肩ひもを作っているところだったので、
作り方を載せてみようと思います。
(画像が多めなので、お時間かかるかもしれません~)

調節可の肩ひも_b0082125_14155044.jpg
用意するのは、お好みの太さの
肩ひもとタブ用ひも。
ひもの太さと同じ大きさの、
角カン(長方形の金具)1個、
コキカン(ベルト金具のような形)
1個。今回太さは3㎝です。

まず、タブを作ります。
角カンにタブ用ひもを通して、
端を縫い止めます。
タブの長さは出来上がり3㎝
くらいで十分です。

肩ひもを、角カンにこのように
通します。
上に写っているのがコキカン。





そのままコキカンにも、
通します。
裏から手前に出るように。










←こうです。
左側を通るように。





そのままひもの端を手前に
折り返して、右側に通します。









折り返した部分が5㎝くらいに
なるようにします。







5㎝部分の端っこ1㎝を
内側に折り込み、
ミシンで縫い止めます。
厚みがあるので慎重に。






こんな感じになれば、OKです♪
完成間近!








残っている肩ひもの長い部分を
コキカンに、ベルトを通すように
通します。







出来上がり♪

あとは通常のバッグのひもの
付け方と同じように、
本体に付ければ完成です。




私が作る場合は、
肩ひもの長さ、107㎝(両端縫い代1㎝込み)
タブの長さ、8㎝(同じく縫い代込み)ですが、
背の高さなどに合わせて調節するとよいかと思います。
お手持ちのバッグにこういう肩ひものタイプがあれば、
実際に計ってみると見当が付けやすいと思います。

ひもの太さは、バッグ本体の大きさに合わせるとよいでしょう。
小ぶりなら細め(2~2.5㎝)
大きなバッグなら太め(4~5㎝)
ほどほどなら、3㎝程度がよさそうです。
クロワッサンバッグは3㎝で作っています。

また、肩ひもにキルト芯や接着芯を貼るかどうかは
お好みでよいと思います。
大きなバッグに重たい荷物を入れるような場合は、
綿入りの方が肩に負担が少ないと思います。
あまり厚くない生地で作る場合や、
かっちりしたバッグに仕立てたい場合は、
芯を貼った方が丈夫になります。

ひもを縫うのが苦手だったり面倒な場合には、
市販のアクリルテープなど(子どもの絵本バッグに使うような)を
そのまま使ってもよいかと思います。

角カンやコキカンは、普通の手芸店ならあると思います。
大型店になると、大きさや色の種類も豊富です。
ちなみに私がよく使うのは、アンティークゴールドのカラー。
ちょっと渋くて、落ち着いた仕上がりになるのが好きです。

難しそうな、調節可能肩ひもですが、
手順を追っていけば、意外と簡単に出来るものです。
本格的っぽい仕上がりになるので、ぜひ作ってみて下さいネ。

こちらのクロワッサンバッグは、完成したらオークションに出品予定です♪


 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

はにべ広報・グルメ・T部長から、
例のワンポイント刺繍ソックスの画像が送られてきました。

調節可の肩ひも_b0082125_14544443.jpg
ちゃんと普通にワンポイントの
靴下になっています!
細かい仕事・・・(しかも左右)
尊敬しちゃいます。
ただいまカー・レースに夢中の
お嬢さんが、ごひいきのキャラ
だそうです。
(最初アフロ犬かと思いました)


ますます靴下工房のようになっているようです・・・。
by honeybear2001 | 2007-05-10 15:03 | ハンドメイド